ドライアイは、涙の量が不足したり涙の質が変化したりすることで、目が乾燥する病気です。ひどくなると目の表面に傷ができることがあります。ドライアイの症状は「目が乾く」だけでなく、「ものがかすんで見える」「目が重たい」「目が疲れる」「目がゴロゴロする」「目が赤い」「涙がでる」「めやにがでる」などさまざまです。ドライアイは、慢性的な目の不快感や見えにくさを生じさせ、生活の質を低下させる病気ですので、症状がある方はご相談ください。

ドライアイの検査

細隙灯顕微鏡検査で目の表面を観察し、角膜・結膜の状態、涙点・マイボーム腺の異常がないかを調べます。また、涙液の量を調べる検査(シルマー試験)、涙液の安定性を調べる涙液層破壊時間(BUT)検査を行います。
ドライアイは、涙液減少型とBUT短縮型に分類され、病態にあわせて治療を行っていきます。

ドライアイの治療

点眼治療

ドライアイは点眼薬を継続的に使用することで、症状のコントロールを行います。
ドライアイには状態にあった点眼薬が処方され治療を進めていきます。点眼薬には、①目に水分を補充するもの ②涙の安定性を高めるもの ③ドライアイによってできた傷を治すもの ④炎症を抑えるもの があります。

涙点プラグ挿入術・涙点閉鎖術

重症の涙液減少型のドライアイでは、点眼薬だけではコントロールが難しいことがあります。そのような場合には、涙を目の表面に留めて潤いを保つ目的で涙の流出口である涙点に栓(プラグ)を挿入する治療法が行います。
涙点プラグが何度も外れてしまう場合には、手術で涙点を閉鎖する涙点閉鎖術も行っております。